激闘の末、寺地拳四朗がユーリ阿久井政悟に逆転KO勝利!!今後のジェシー・ロドリゲスとの対戦について

ボクシング

2025年3月13日に行われた WBC・WBAフライ級王座統一戦

寺地拳四朗(WBC王者)VS ユーリ阿久井政悟(WBA王者)

私は阿久井政悟選手の勝利を予想しておりました。

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最終ラウンドを迎えた時点で、ジャッジ2名が1ポイント差で阿久井政悟選手を支持。私の予想が当たるか!? と思った矢先… ダメージと疲労で手が出なくなった阿久井選手に拳四朗選手が見事な連打を浴びせ、レフリーストップを呼び込む逆転KO勝利を収めました。 拳四朗選手の強さには本当に驚かされました。

試合の流れ

序盤はユーリ阿久井選手が、切れ味抜群の右ストレートと巧みなディフェンス(特にブロック技術が光っていました)でポイントを先取するラウンドが多くありました。 しかし、7Rあたりから徐々に疲れが見え始めます。

対する寺地拳四朗選手は、有効打を被弾する場面も多かったものの、驚異的なスタミナと打たれ強さで尻上がりにテンポを上げ、逆転KO勝利につなげました。

試合は最終的に拳四朗選手が勝利しましたが、接戦の大激闘だったこともあり、最初から最後まで目が離せない展開が続きました。 国内年間最高試合では!? と思えるほどの好試合でした。

試合後のセコンド陣の対応とボクシングの素晴らしさ

試合後、拳四朗選手のセコンド陣は、勝利の喜びをほんの束の間分かち合った後、すぐに座り込むユーリ阿久井選手のもとへ駆け寄りました。 グローブを外し、汗を拭う姿がとても印象的でした。 ボクシングは、人によっては“殴り合い”という野蛮な競技に見えるかもしれません。 しかし、長い歴史を持つスポーツとして認められているのは、こうした対戦相手を思いやる心が継承され続けているからではないでしょうか。 やはりボクシングは素晴らしい!!と改めて思うと共に、そう思わせてくれた両選手・両陣営にはボクシングファンとして感謝しかない。

拳四朗の今後と次戦の展望

拳四朗は勝利者インタビューで、次戦の希望としてPFPランキングにも名を連ねる強豪バム(ジェシー・ロドリゲス)との対戦を挙げた。4団体統一よりもビッグネームとの対戦を優先したい考えのようだ。

ジェシー・ロドリゲス(Bam)の強さとは?

ジェシー・ロドリゲスは、アメリカのプロボクサーで、現在は軽量級のトップファイターの一人として活躍しています。鋭いフットワーク、卓越したディフェンス技術、そして攻撃のバリエーションが豊富なことから、P4P(パウンド・フォー・パウンド)ランキングにも名を連ねる存在となっています。

もともとはライトフライ級の選手だったが、急遽代役でスーパーフライ級の世界タイトルに挑戦し、見事獲得。また、PFPランキング1位に輝いたこともあるローマン・ゴンサレスをKOで破ったシーサケットにもKO勝利を収めるなど、スーパーフライ級でも際立った実績を持つ。

拳四朗はバムに勝てるのか? 試合展望

正直、次戦でバムと対戦した場合、拳四朗は圧倒的不利と言わざるを得ない。 拳四朗はフライ級ではまだ2戦目。スーパーフライ級にアジャストするには、もう少し時間が必要ではないだろうか?

さらに、バムはスーパーフライ級で抜きんでたフィジカルを持つシーサケットをKOするなど、階級を上げてもフィジカル面の不安が一切ない。 また、バムは拳四朗よりスピードがあり、リーチも長い。拳四朗が明確に上回っている点を挙げるのは難しい。

圧倒的不利予想ではあるが、日本のボクシングファンとしては、拳四朗がユーリ阿久井戦のように、序盤でバムを消耗させ、後半逆転する展開を期待したい!!

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