U-NEXTで放送される 寺地vsユーリ 勝敗の行方は!?

ボクシング

2025年3月13日(木)にU-NEXTにて放送される、日本ボクシングファンにとって非常に楽しみな一戦。

寺地拳四朗 vs ユーリ阿久井政悟

勝敗の行方について考察していきたいと思う。

まずは簡単に自己紹介させてほしい。 私はフルタイム勤務の会社員をしながらプロボクサーとして活動し、A級ライセンスを取得、日本ランキング入りを果たした経験がある元ボクサーだ。

ちなみに私は、ユーリ阿久井政悟のKO勝ちを予想している。その理由について順を追って説明したい。


寺地拳四朗選手と言えば

現WBCフライ級チャンピオン。

アウトボクシングもインファイトもこなす万能型で、隙の少ない選手である。世界王者の中でも特に突出した存在と言える。

また、元WBC・WBAライトフライ級チャンピオンでもあり、圧倒的な強さで数々の強敵を退けてきた。

過去に勝利した対戦相手の中で、日本のファンにも馴染みのある選手としては、以下の選手が挙げられる。

  • 京口紘人(元IBFミニマム級チャンピオン、元WBAライトフライ級チャンピオン)
  • アンソニー・オラスクアガ(現WBOフライ級チャンピオン)
  • 矢吹正道(現IBFライトフライ級チャンピオン)
  • ベッキー・ブドラー(元WBA・IBFライトフライ級チャンピオン)
  • カルロス・カニサレス(元WBAライトフライ級チャンピオン)

こうして振り返ると、錚々たる顔ぶれだ。

以前とは階級が異なるため単純比較はできないが、同じ興行に出場する京口紘人やアンソニー・オラスクアガに勝利している点を考えると、

世界チャンピオンとしての評価では、ユーリ阿久井より寺地拳四朗が一歩リードしていると言えるだろう。


ユーリ阿久井政悟と言えば

「ユーリ」と聞けば、かつて日本の名門・協栄ジムに所属し、WBCフライ級王座を9度防衛した勇利アルバチャコフを思い浮かべる人もいるだろう。

実は、ユーリ阿久井政悟のリングネームは、その勇利アルバチャコフに顔が似ていることから名付けられたそうだ。

ユーリ阿久井政悟は岡山・倉敷守安ボクシングジムに所属。

地方のジムであるがゆえにスパーリングパートナーに苦労するというハンデを背負いながらも、現在WBAフライ級チャンピオンとして2度の防衛を重ねている。

デビューから新人王を獲得するまではライトフライ級を主戦場としており、その頃はハードパンチャーのイメージはそれほど強くなかった。

しかし、フライ級に転向してからは、井上尚弥選手に次ぐ日本が世界に誇るボクサー・中谷潤人選手に敗れるまでは、5連続KO勝ち。

それも全て3R以内という圧倒的な勝ち方だった。

中谷潤人選手に敗れて以降は、矢吹正道選手をはじめ、

  • 桑原拓選手(元OPBF東洋太平洋王者)
  • 粉川拓也(元OPBF東洋太平洋王者、元日本王者)

といった世界レベル・日本トップレベルの選手にKOまたは大差の判定勝ちを収め、

最終的にアルテム・ダラキアンに勝利し、現在のWBAフライ級王座を獲得した。

最近は判定勝ちが多く、以前のような早い回でのKO勝ちはないものの、

重厚なプレッシャーをかけ、相手をすり潰すようなファイトスタイルで確実に勝利を収めている。


両者は過去にスパーリングを経験している!

実は、両者は過去にスパーリングを行っており、その様子がYouTubeにもアップされている。

拳四朗vsユーリ阿久井』拳四朗チャンネルより引用

試合決定に際し、スパーリング時の感想をインタビューされた際、

  • 寺地拳四朗:「プレスが強いので捕まらないことが大事」
  • ユーリ阿久井:「得意なタイプではなく、結構やられた印象」

と語っていたと記憶している。


筆者がユーリ阿久井のKO勝ちを予想する理由

スパーリングの感想を聞くと、拳四朗が優勢に思えるが、実戦となると話は別だ。

筆者がスパーリング映像を見た限りでは、拳四朗の方がパンチのヒット数は多かったが、

ユーリ阿久井の強打も時折ヒットしており、その印象が強く残った。

スパーリングでは致命傷にはならなかったものの、試合ではダメージが蓄積し、KOに繋がる可能性がある。

さらにフィジカル面では、スパーリング当時、拳四朗が1階級下だったこともあり、ユーリ阿久井の方が優っているように感じた。

現在は同じ階級となり、以前ほどの差はないと思われるが、それでもフライ級での戦歴が長い分、より適応しているのはユーリ阿久井と言えるだろう。

以上のことから、

**「拳四朗が多くのパンチを当てるも、ユーリ阿久井が相打ち気味の強打、もしくは狙いすました抜群のタイミングでカウンターを決めてKO勝ちする」**と予想する。

ただし、拳四朗がユーリ阿久井の強打をうまく封じ、

多彩なパンチをヒットさせてKO勝ちする展開も十分に考えられる。

この試合の勝敗予想は、ファンの間でも意見が分かれるだろう。

だからこそ、この試合が待ち遠しい!


この記事を読んでくれたあなたは、どちらの勝利を予想するだろうか?

答え合わせが非常に楽しみだ。

では、ボクシングファンの皆様、3月13日(木)の試合をお楽しみに!!

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